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【M&Aセレクション】 食品の卸業
━━━━━━【 M&Aセレクション 】━━━2010.5.11
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Vol.23【食品の卸業】
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まず日本の食品卸業の市場規模からみて行きたいと思います。
食品工業の市場規模を見た際は、経済産業省の「工業統計」
をみてきましたが、今回は、経済産業省の「商業統計」
を見て行きたいと思います。
食品卸売業では、穀物や生鮮食料品等を取り扱う卸売業者の
「農畜産物・水産物卸売業」と、加工食品を取り扱う、
「食料・飲料卸売業」に区分されています。
平成19年「商業統計表」によると食品卸売業の
事業所数は約7万6千、従業者数は約82万人、
年間商品販売額は約75兆円あります。
卸売業全体で見てみると、
事業所数は約33万、従業者数は352万人、
年間商品販売額は約413兆円である為、
食品卸業の大きさがうかがえます。
しかしながら、食品卸業の10年前と比較をしてみると。
事業所数は-13.0%、従業者数では-11.8%、
年間商品販売額ではなんと-22.7%の減少となっています。
我が国の卸売業のモデルとしては、一次問屋、二次問屋のように、
メーカーから複数の問屋(卸売業者)を経由することにより、
小売店舗に商品が流れるようなモデルが特徴でしたが、
このモデルが崩壊しつつあると考えられます。
国内マーケットの飽和や消費者の低価格思考等により、
供給サイドではコストに対する意識が高まってきていると考えられます。
冷凍などの特殊な技術が必要とされる分野以外で卸売業では差別化を
見出すことが難しく、川上の製造業や、川下の小売業が伸び悩む現状において、
卸売業にしわ寄せがきている状況にあると言えます。
本日はここまで。
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